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  • 執筆者の写真Sean Sato

自動車運転は人生と相通じる面がある。

 

 運転を始めて公道に出ると様々な障害と刻々と出会い即断して行動をしなければならない。一瞬の判断ミスが大きな事故、トラブルを引き起こしたり巻き込まれたりする。

普段の生活圏内では閑静な住宅街の自宅から50mほどの少し広い通りの三叉路に出る時が最初の関門である。一時停止をし、左右を確認して右折、左折をする。単にこれだけの事に大きな危険が潜んでいる。

時速40kmで走って来る車は、1秒間に約11mも通過する。タイミングが良ければ三叉路をすんなり通過できる。普段そんなに混んでいない道路なのに何でこのタイミングで車が来るのかと思うことが多々ある。一台だけを通過待ちして他の車が見当たらない時、ほんの数秒のタイミングでこの車と衝突する可能性もあったと思うと人生を感じる。人と人の出会いも奇跡的である。

市街地から郊外に抜ける時や長距離運転で下道を走っている時にも信号のタイミングも時々で違う経験をする。タイミング良く青信号で5つも6つも停止せずに通過できる時もあればことごとく赤信号で停止させられる時もある。そんな時は運が良い悪いと思うが、停止していたお陰でその先の事故に遭わないで済んだのか、あるいはその逆かは神のみぞ知るでもある。

そんな事もあり、信号待ちにイラつかず心に余裕を持つことが大切である。日々の生活にも言えることでもある。欲望はキリがない。どこかに満足の線を引いて置くことが幸せに生きることかと思う。

もっとも自動運転になったらもうそれも言えなくなるかと思うが、どんなイライラが起きるのだろうか。


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