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  • 執筆者の写真Sean Sato

もっと早く出会いたかった


朝の時間を縛られるのが嫌でNHK朝ドラを数年前から観ないようにしていました。しかし、意に反してたまたま観た「まんぷく」にはまってしまい毎朝ドラマの展開が楽しみになりました。


「まんぷく」はインスタントラーメンを初めて世に出したサクセスストーリーで、商品の開発と世に広める苦労の物語です。このドラマにハマった理由は社長の商品開発と販売に対する信念と執念、そして事業の成功は妻があなただったら出来るとヒントを与えてくれたり、全幅の支えをしている場面が度々出てくることです。自らの事業と重なり毎回放送を楽しみにするようになりました。


いろいろな場面がある中で、特に共感し心に残る言葉がありました。カップヌードルの売上が落ちてきて販路の変更と開拓を決断します。そして気づきます。「本当に必要とされている人に届けること」を。さらに「本当に求められているものを作ること」だと。


事業を始めて21年、自社企画商品「玉川小町」を世に出してから11年、おもてなしセレクション受賞商品のプロモーション活動の一環として、上野松坂屋開催の「職人の技展」に受賞企業6社とともに初出展をしました。


催事の最終日、最初のお客様が玉川小町の陳列テーブル前に立ち止まり興味深く見始めました。そこで、商品についてご説明をさせていただきながら昨今のスキンケアの状況が話題になりさらにお客様ご自身の身の上話しや身なりについての信条も話してくれました。


84歳になってひ孫が5人いて、正月には10人以上も集まるし、孫たちに


もしっかりしたところを見せたいので身なりもきちんとするようにしているとのことでした。そして、玉川小町について『もっと早く出会いたかった』と言ってくださり、何点もまとめてお買上げをしていただきました。


長年、世界中の様々なスキンケア商品を使ってこられたお客様からの最高のご評価のお言葉であり「本当に求められているもの」であると再認識でき、お客様のお役に立てることをとても嬉しく思いました。


ここ5、6年毎年三月、四月は三越伊勢丹4〜5店舗で開催される東北物産展に出展をしてきました。2019年9月に閉店予定の伊勢丹府中店での最後の催事を5日間終えて宮崎山形屋の東北物産展に出展中です。


知名度の無い小規模なスキンケア商品が百貨店の物産展に5年も6年も連続出展できていることは新規のお客様だけでなくお客様がリピーターとなってくださっているからです。百貨店は化粧品の激戦地です。1階には世界中、国内の名だたるブランドショップがあり、リビング売場などには大手、有名ブランドのオーガニック、自然派スキンケアの店も有ります。そんな完全アウェイの場で無名ブランドのスキンケア商品を販売し続けられることは世の中から求められているものであることの確証です。『早く出会えて良かった』と言っていただけるように全国各地をこれからも回りたいと思っております。


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