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みんな持っている

執筆者の写真: Sean SatoSean Sato


お金の話ではありません(笑)。玉川小町は10年になろうとしています。当初から対面販売を主に続け玉川小町を広めて来ました。最初の3年間は主に松尾芭蕉が奥の細道で目指した北限に当たる名刹蚶満寺近くの秋田県象潟の道の駅ねむの丘でキャンプ用テーブル1台の店で直接お客様と接し販売をしてきました。それから11年、主に全国の百貨店の物産展に各1週間ほど年間30数回出店しています。延べ1万人以上のお客様と接して来ました。

 そして、その実感は「みんな持っている」と言うことです。よくスポーツ選手などチャンスに強い人を「持っている」と言いますが、そのような特別なものでは無く、何を持っているかというと「本来の美肌・美髪を作る力」です。しかし、その力を活かしていない人が実に多いと感じます。何を普段使っているのかと。理にかなったことをしていないと。それは仕方無いことでもあります。多くの人は自分が使っているものの成分やその役割までしっかり見て、それは理にかなっているかまでは考えていません。沢山宣伝されて売れているもの、有名人が出て宣伝しているもの、自分が通っている美容室から勧められたものが良いものと思っていることです。

昭和30年頃から石油系の原料を使った合成シャンプー、スキンケア商品が普及し始めました。それは、合成シャンプーを始めスキンケア商品は人に本来備わっている力を働かせることではなく、いわゆる塗ったくり商品と化していると思います。お腹の中では腸内細菌が活躍して健康を維持しています。また、人の体は鉄、亜鉛など微量なミネラルを不足すると病気になります。それでは、皮膚はどういうメカニズムで美肌を作り、保っているのでしょう。実は人体には皮膚常在菌が1兆個住んでおり、ミネラルを餌に酵素を出して皮膚バリアを作っています。これが本来「みんなもっている」人本来の機能です。それが、皮膚常在菌が食あたりをして住めない様々な化学物質全盛の時代に入り60年ほど経て現在の皮膚、髪の毛の状況を生んでいると危惧しています。

大事なのは「みんなもっている」本来の美肌を作るメカニズム、つまり皮膚常在菌の育菌をし、それを助けるスキンケアだと考えております。

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